茨城県立土浦産業技術専門学院の平成24年度入学式に参列させて頂き、ご挨拶する機会を得ました。
本年度の新入学は、定員80名の所77名。内3名の女子もおりました。学科によっては、城里町や鉾田市から通学する生徒もいるようです。また、新高卒ではなく社会人経験のある生徒もいて、様々な個性と状況の中で、ともかくも技術・技能の習得を目指す希望溢れる皆さんとご父兄からの入学式になりました。
今年、同日立学院から転任された新学院長は、式辞で、学院生活の心構えを、
①人生の目標を持って欲しい。ここで技能や技術取得の目標を持ち、会得達成してた、希望の就職を目指して欲しい。
②仲間と協力して訓練に取り組む。モノづくりは一人ではできない。社会の一員でもある。人格を磨いて立派な社会人・職業人を目指そう。と期待をこめました。
更に、学院と家庭とが連携して、より一層のレベルアップを目指したいとご父兄やご親族にも語りかけました。
私は、会場となった体育館の窓から見える桜の花を指して、
「さくらは をもしろき物 木の中より さきいづ」
との言葉を紹介しました。
今咲く桜は、冬の寒さに耐え、準備してきたからこそ、見る者の心打つ咲き方をする。
是非とも、これからの日々を挑戦の毎日にして欲しい。同期の友情の花を咲かせて欲しい。
皆さんは、「即戦力」の人材になることは間違いない。
今日の新鮮な決意を忘れずに頑張って下さい」とお祝い申し上げました。
技術が未来を決定づけるが私の確信です。技術の発展なくして日本の未来はないとも考えます。その裾野であり先端にもなりうるの学院生に大きな期待をしたいと思います。