【入学式】土浦市立第4中学校。チャイムは日に二度だけ、自主の精神は、自ら時間を守る鍛えから。

 私の地元土浦第4中学校の平成24年度入学式が挙行されました。私も参列させて頂き、初々しく清々しい顔の新入生に感動しつつ、お祝いをさせて頂きました。
 今年赴任された市村校長先生は、新入生の姿から緊張と不安と期待あふれる決意を、挨拶や返事から意気込みとして感じられると語りかけられました。
 そして、第4中学生として、四つのことを心掛けて欲しいと述べられました。
 ①夢と希望をもって行動する。「なんとなく」ではなく「目標」をもって欲しい。
 ②確かな学力を。興味を持ち、課題解決に努力して欲しい。
 ③逞しく体を鍛える。鍛えの中には困難に打ち勝つ秘訣がある。
 ④人として当たり前のことを実行する。それは、「挨拶」「清掃」「時間を守る」ですと教えられました。
 その後、子ども達を見守るご父兄に対して、人格形成に重要な年齢であり、学校は全力を尽くして逞しい生徒に鍛えていくので、地域と家庭と学校の連携を密にしていきたいと話されました。
 その後来賓等の挨拶があり、今回最も素晴らしかったことは、在校生の巫女度なスピーチでした。
 それは、なでしこジャパンの沢選手の振る舞いを通して、過去勝たなかったアメリカ戦での一点について、全国を感動させたのは「一生懸命のひたむきさ」であったと紹介し、勉学に部活動に目標達成の努力を先輩後輩の親密さで成し遂げたいとしました。
 そして、4中のチャイムは一日に二回しか鳴りません。それは、生徒一人一人が時間を守る自主性を伝統としているからですと、それは明確に同校の伝統を教示しました。
 ノー原稿、正面をしっかり見つめ、校訓を紹介する時は、体育館正面の壁を指示しながら堂々たるスピーチでした。「後世畏るべし」との感動がありました。
 多くの新入生は、真新しい大きめの制服に身を包み、シューズも真っ白で全員が同じものでした。昨日まで小学生だった身体には、中学校のイスが大きすぎるようでした。体格もバラバラで少年少女の雰囲気は、清新な未来への希望溢れるものと感じられます。
 土浦第4中学校は、昨年60周年を迎えました。卒業生は、18704名。土浦市で最も生徒数が多くね教職員も51名との事。
 歴史と伝統をある学校に、その歴史の継承者が誕生しました。この生徒たちに未来に大いなる希望を見出しました。
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