平成23年1月臨時会は、三日目、常任委員会審議となりました。
私は、昨日のブログでお知らせしたとおり「総務企画委員会」です。
「総務企画委員会」は、対応部局が多いことから、執行部を入れ替える二班体勢です。
第一班は、総務部、人事課、財政課、管財課、税務課、会計管理者、議会事務局等からなります。
第二班は、企画部、政策審議監、知事公室、秘書、広報公聴、女性青少年、情報政策、事業推進、空港対策、科学技術振興、統計、つくば振興等からなります。
ともに、知事直轄部門であり、県執行部の枢要な位置の職員が対応します。広範囲な守備範囲であることから、新人議員として幅広く県政を見ることができそうです。
今回は、補正予算であり、質疑は本補正予算についてと部局概要説明の確認ということで論議にはなりません。3件の議案を事前に可否ヒアリングをされて、全員が〇ということで、「意義なし」との簡易な採決になりました。
これが良いのかそうではないのかは、今後の活動の中で検証したいと思います。
私は、委員会に慣れることも重要と考え、一つだけ基本的な質問をしました。
予算案の中に、10,000千円という、いわゆる「ラウンド」の予算計上があったためその中身を確認しました。
県の説明は、国の配分をそのまま計上したというもので、説明らしいものではないのですが、今回は私のための質問であり、了としました。
まあ、あっさり了解したことに、自分自身に物足りなさも感じます。
よく考えてみれば、なぜ10,000千円を選んだのかです。それは、あまりに金額が安易に思えたからです。積算して、細目を積み重ねてちょうど10,000千円にはならないものです。
つまり、「積算してない。それは計上方法として正しいのですか。本当に必要な予算ですか」ということです。
そして、若し回答が「当然必要です」であれば、細目の開示を求めることもできます。
更に更に「この予算は消化するのですか」と問い、「そうです」となれば、「消化するという考えはおかしい」となるものです。
ですから、ツッコメば良かったかなとも思うのですが、補正の金額でもなく、嫌みな追いかけは、これからに何かに?触るかもしれません。
でも、答弁者に甘く見られないように厳しい追求も必要と思われます。
ともあれ、委員会審議は、一問一答であるがゆえに、緊張感も駆け引きもあり、おもしろさを感じます。いやいや遣り甲斐を感じます。
事前準備をシッカリして負けない建設的な議論で、予算書の中から財源を見つけて、真に必要な事業に振り分けてて参りたいと存じます。
今夕は、鴫原ふじ様の通夜式に参列し、お別れをして参りました。
今日のプログには、申し訳ありませんが写真がありません。ご容赦下さい。