平成24年度土浦市水防訓練が、桜川左岸学園大橋下流で、土浦市消防本部・消防団540名・土浦市建設部50名・自主防災組織・婦人防火クラブなど総勢1186名の訓練参加をもって整然と開催されました。
これは、局地的な大雨による桜川水位の急上昇の予想が、堤防の天端に迫る危険を鑑みて警戒配備体制をとることを訓練想定として実施されました。
午前6時30分に非常通信、7時30分非常招集、8時00分水防本部設置、集合という設定で訓練が開始されました。
そして、訓練現地では、土嚢・竹棘・杭ごしらえの準備をし、堤防決壊等の対応策としての各種工法を実践しました。
「月の輪」「五徳縫い」「シート張り」「折り返し・繋ぎ縫い」「積み土嚢」を設置して、講評を待ちました。
私は、県議3名を代表として挨拶を、「自然界の猛威を実感し、自助・共助・公助の重要性を再確認する。この訓練は、自助・共助・公助を意味あらしめ繋ぐ重要な実践であり、整然と成し遂げられたことが土浦市の安全安心に繋がります。早朝からの訓練ありがとうございます」と概要述べさせて頂きました。
土浦市は、水上交通により商業都市となった歴史を持つ、水防との戦いが連続した市です。今は、桜川護岸工事等も大きな成果を持っています。それでも上流の災害は時間差をもって下流土浦市にやってくることが予想されます。
まさに訓練こそが、最大の防災であると確信致します。