【土浦市議会傍聴】再質問に質問の熱意を込めて。今喫緊の課題を鋭く問いかけたい。

 土浦市議会の第二日目の一般質問を傍聴して参りました。
 傍証したのは公明党市議の質疑についてであり、議会の都度毎回登壇する市議の経験を学ぶためです。新人議員は、再質問ができるスキルを得て、ベテラン議員は過去の質疑を踏まえた経験深い内容を開陳していると思います。
 その上で私の感想は、質問については①質問の動機が明確であること ②それが実体験に基づいたり直接取材等したものであること ③引用と自身の考えが明確に区別できること ④直観と論理性の整合が取れていること が大切であると感じます。
 そして、今回の質問から感じられたものは、震災対策の各種政策に対する執行部の回答は、決まって震災時のみ役立つ施策が以下に日常性の中で有用であるかを問いたいと反論することに対しての明確なロジツクが必要だと言うことです。防災対策が、真に地域と市民に根付くための方策であることを再質問をする形の粘りで見せないといけないなと感じます。
 また、執行部答弁の最終言葉が、「ご理解頂きたい」と言うものも気になるフレーズですね。費用対効果に乏しいとの答弁が予想される場合の質疑にも、反証できる経験則を提示することが大事であると思います。
 加えて、現時点で実現難しい政策提案も粘り強く問いかけることが大切でしょう。それだけの熱意を示して執行部を動かし予算獲得につながると考えます。
 今回もまた再質問の重要性を感じました。原稿のないところで、シンプルな問いかけの中で、そして再々質問等で質疑する戦う議会もこれから求められるのかもしれません。土浦市議会は、議会基本条例を検討しています。議会の活性化を目指し実現できる土浦市議会を望みたいと思います。