【県外調査】新旧の都市景観創生事業に接し、都市建設の構想力と事業展開力を学ぶ。

 茨城県議会土木企業委員会の県外調査の二日目。
 まず福岡市水道局多々良浄水場を訪ねて、高度水処理の先進例を視察しました。
 これは、オゾン処理と粒状活性炭処理の併用による高度な水処理です。これらも水質の厳格な測定と運用の工夫により実行されています。本件も新たに設置予定の水海道浄水場に大変参考になるものです。
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 続いて、北九州市小倉の「紫川マイタウンマイリバー整備事業」を視察しました。97万都市の本事業は、河川の防災対策を根本に、地水と都市整備を共存させたものです。都市集約度と人口集中のゆとりある都市形成はある意味羨ましい限りですが、デザイン性に富んだ景観は参考になりました。
 また、B1グルメの大会告知がされていました。茨城から「笠間いなりずし」が参加します。九州で出会う茨城はいいものですね。
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 昼食は、ご当地クルメでうる「焼きカレー」を頂きました。味よくインパクトある提供方法で、カレーを地域振興につかう地域の先進事例といえましょう。
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 昼食後、門司港レトロを視察しました。かつて繁栄した門司が、交通手段の変遷により苦闘する時代を経て、見事に観光スポットとして250万人を受けいる地域に生まれ変わった姿です。
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 その後、山口県に所を写し、長府を訪ねました。歴史ある道々を地域の理解を得て丁寧に整備した様子は、土浦市も参考になるものです。土塀の回廊は心に残る風景です。
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 ここでは、高杉晋作の馬上銅像に出会いました。明治維新を駆け抜けた晋作の像は、威風堂々たるものです。
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