本日、待望久しい都市計画道路「木田余神立線」が供用開始となり、安全祈願式典が開催されました。
動線は、木田余東台から神立方面を経てかすみがうら市下稲吉に至る都市計画道路です。現在は、東に一般県道牛渡馬場山土浦線、西に通称国体道路があるものの、通勤通学の時間帯の混雑は大きな課題でした。
本事業費は、約8億円。今回、820m区間の開通は、①通過時間を約4分短縮し、信号待ち時間も半減するアクセス向上の効果があるとされます。
また、②前述の2路線の渋滞緩和効果として、2割以上の交通量の分散効果が期待されます。
加えて、神立方面から国道354号に至り、常磐道土浦北ICや行方鹿島方面への輸送道路として有効に活用されると考えられます。
まさに、人・物・情報の流通改革と、何といっても防災面から緊急避難道路としての意味を持つと考えられます。
この木田余神立線の開通を前にして、土浦第5中学に通う自転車通学の安全確保として中間での信号機設置の要望がありました。
土浦市では、本路線の木田余東台の接続地と神立川に新規に信号設置をしたことから、中間の通学路には当面横断歩道を明確にして、通学路の拡幅事業を予定するとしています。信号機は、次期の設置要望をすることとして今後の通行量等を慎重に計測することで対応することとなります。