昨日(8/22)は、私の所属する茨城県議会土木企業委員会の県内調査で、県央地区7カ所及び該当市町村長の皆さんとの意見交換会を実施しました。
最初に、水戸市弘道の被災状況を調査し、文化財の修復の難しさやあらためて歴史的な価値の維持保存や継承の必要性を感じました。
先日、静岡市の駿府城址を見学したことを思うと、その地の文化的な価値を守るために、しっかりと見せることから始まるを考えます。
次いで、水夫は寺の掛替工事現場に向かい、今次清朝の状況を聞き取りしました。全長1000m幅員14.5mの新橋は、総事業費60億円規模ですが、この地の洪水被害等を知るだけに早期の整備が待たれます。
次いで、茨城港大洗港区は、津波被害を乗り越えて復旧の進捗を感じることができたと思います。まだまだ時間を要するものの今後の津波対策も講じながら県民に親しまれ集う港や浜辺の態勢づくりが重要です。
午前の掉尾は、水戸市・ひたちなか市・大洗町・東海村の首長との意見交換会があり、各市町村から土木行政への要望や各地の懸案を聞き取りしました。残念ながら土地勘のないこともあり詳細の理解に欠くところがあったことは今後街頭市議会議員の連携で対応したいと思います。
午後は、共用開始された新湊大橋を車上視察し、常陸那珂港北埠頭を調査しました。震災の被害の復旧は大規模な面積等の理由でまだまたと思われます。それでも日立建機やコマツの大型建設機械が所狭しと並べられ輸出を待っている状況は、将来の常陸那珂港に希望を見出すものです。周辺道路の整備も予想を超えて立派であり、これらを活かしきってほしいと念願します。
次いで、水戸浄水場のメガソーラー発電設備を視察しました。メガソーラーは既に先駆的でもないように思いますが、採算性や効率からみて更に安定的な電力供給源になるよう国やメーカー等も努力しなければならないと感じます。
最後に、一般国道123号バイパス整備事業の調査を常陸大宮市の現場で行いました。この工事は差になる伸延がなされないと根本的な課題解消が難しいと思われます。しかし相当額の投資を覚悟しなければならないことも予想され決断に迷うところもあるでしょう。