茨城空港と札幌(新千歳空港)にスカイマーク便就航記念の北海道視察の二日目。
八島いさお県議、井手よしひろ県議、高崎進県議は、昨日大雪による除雪作業のため新千歳空港到着が遅れ、順延になった北海道議会訪問を、民主党・長谷川県議、自民党・神達県議と狩野県議とともに訪問しました。
道議会の平出陽子副議長の歓迎を受けて、北海道議会の議会改革の現状や広大な北海道から参集する道議の苦労話など、大変示唆に富む懇談ができました。
茨城県議会としては、田山議長からの親書をお届けして、茨城県と北海道が新しい空のアクセスを期に、さらに交流を深めることを確認し合いました。
この後、八島、井手、高崎の三県議は、来週開催される「札幌雪祭り」の会場で、巨大雪像作成に奔走されている自衛隊の皆様の様子を視察。
同雪祭りが、自衛隊のほかにも市民参加で63回を数えることを伺い改めて一大観光イベントに対する歴史と努力を垣間見ました。
そして、北海道ならではのスケールの大きさには脱帽しました。
自衛隊の皆様も各部隊の威信をかけて巨大雪像制作に取り組んでいる様子で、競う中で素晴らしい成果があげられていると思われました。
午後からは、「高齢者見守り・生活支援システム事業」で、先進的に取り組んでいる北海道白老町の生活福祉部の白老町地域包括支援センターを視察しました。
このシステムは、携帯電話(らくらくホン)を使って、高齢者の安否確認や、買い物など生活支援を目的として、地域のボランティアを糾合して実施されているものです。
携帯電話は、「よやく(予約)」「そうだん(相談)」「きんきゅう(緊急)」の機能に特化して使用。使用定着を促進するマンパワーも工夫して、実効あるものにされています。この事業は、総務省のユビキタスタウン構想推進事業・地域ICT利活推進交付金を活用したものです。先にテレビ「ガイアの夜明け」でも紹介され話題になりました。
私も、高齢者の皆様を「一人にしない」「外に出て頂く」をお約束したこともあり、高齢者の安心安全の工夫された事業として大変に参考になりました。
白老町には、アイヌ民族博物館があります。生活福祉部にも同行案内頂いた地元白老町の公明党町議吉田和子副議長にご案内頂いて、同博物館を見学致しました。北海道に限らず私達は、アイヌ語を日常の中で使っており、アイヌ民族がね先住民として独自の文化を誇っていたことに感銘致しました。
いまは、韓国や中国の皆様の観光名所として有名ですが、内地人としてもアイヌ文化を理解し伝統の保護や発展に努めるべきだと思います。
北海道の2日目も多くの発見と啓発を受けて学んで参りました。
明日の最終日もシッカリとこの機会を有効に使いたいと思います。