札幌をぐっと引き寄せた茨城・新千歳フライト

 北海道の最終日。北海道庁に、道航空対策室を訪ねて、北海道ならではの航空行政の実態をお聞きしました。
 殊に、日本航空の破綻に伴う対応は、破産処理の裁判動向や再建計画策定の進捗中で数々の曲折があった事と思われます。
 数多くの連結対象子会社を持つ日本航空が、子会社の整理と第三セクターへの出資比率減少を目指すのは当然のことで、他の出資会社も大きな決断が要求されたことでしょう。
 北海道も同様のようです。ましてや航空機運用の現場は、日本航空や同子会社に依存する面を否定できないため、利用客に直接影響し、地元経済へも深刻な影響ありと思われます。
 その中で、採算性と、採算度外視の過疎地振興の両立は、難しい収支計画策定になり、加えて道の出資比率拡大は、行政の責任拡大と道民負担にへの説明義務を伴います。そのご苦労が滲むご説明を頂きました。
 
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 茨城空港は、茨城空港ならでは苦労があります。それはLCCとして本当に継続できるのか、採算性はどうかに尽きると思われます。
 その努力の一環の中で、茨城空港と札幌便や名古屋便が就航し、ただ飛ぶだけではない「どうしたら人がのるのか」を追及しなければなりません。そして、公明党県議三人は、札幌に行ったということになります。
 札幌が近くなりました。皆様もぜひ札幌に、名古屋に行って下さい。
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 その後、小樽により、新千歳空港15:15発の便で帰ってまいりました。
 出発は、30分遅れましたが、これは誤差の内、飛行時間は予定通りで五時に茨城空港着となり、土浦の自宅には六時半には着きました。
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 視察も充実し、有意義な二泊三日を終え、明日からの奮闘をお約束いたします。