衆議院選挙は、明日(12/16)投票日となります。民主党政権を総括し、国難とも言える日本に確かな再建の道を選択できるのかどうか、国民の審判が明日行われます。
私達公明党も、日本再建を掲げて、政権奪還への駒を進めて参りました。新たな人材を配して、「政治を変える 人で変える」そのものを訴えて参りました。自公連立を明確にしながら保守層との連携も大きく進展させることができたと思われます。
さて、土浦市の期日前投票数が発表されました。最終的に、有権者数117,734人に対して、11,875人と10.08%です。前回衆議院選挙では、12,973名、11.12%でした。つまり、1.04%、1,098名が減少しました。
期日前投票は、毎回その数を増加させてきており、投票日の幅として認知され、投票率向上に一役買っていました。その傾向性が途切れたことは、今回の選挙に対する土浦市民の捉え方が現れているのかも知れません。そして、全国的にも同様との報があり、国民の衆議院選挙に対する「迷い」のようなものを感じてなりません。
12政党という政党乱立、どこに所属するかも分かりにくい議員が多数、言葉遊びのような政策など、選挙の論点と選択に対する「迷い」が、端的に表れたと思われます。
今日も訪問した先のご婦人が、「投票しない心算だったけど、貴方が来たから投票するわ」と言われました。また、自民党に風の報道は大きなうねりになってはいないと感ずることもあります。ある会社では、「今日まで誰も珠美に来なかったから社員にも何も言わなかった」と話されていました。自民の風も上滑りなのかもしれません。
いずれにしても、投票には行って欲しいと考えます。ある方は、「投票に行かない人は、政治に文句を言う権限を失う」「苦情も言えなくなったら政治も終わりだ」と話されました。これは大事なことです。政治を国民と議員が、本当の意味で共有するためには、厳しい意見と要望によって結ばれる必要があります。全体の利益と、個別の利益の調和を大局観に立って行うのが議員の役目です。
明日、今年一年を掛けて進めた政治活動の結果が選挙の形で明確になります。粛然たる心で望みたい。また、選挙戦は、投票箱が閉じられる一分一秒までと肝に銘じて舞いたいと思います。