本日は、土浦市役所で開催された第4回土浦市中心市街地活性化基本計画策定委員会を傍聴して参りました。
コンパクトシティを目指して土浦市の中心市街地の将来像を計画しようとするもので、「「まちなかグランドデザイン」のイメージが執行部より発表され、策定員会の審議に付されました。
私にとっては、大いに学ぶことが多かった内容です。それは、都市計画策定の過程が相応理解できたことです。そして、委員の皆さんが率直に意見を述べられケていることに安心もしました。
さて、策定する内容は、後日報告することとして、感想を記したいと思います。
まず、①土浦中心市街活性化とは、商都土浦の復活なのか、新しい生活空間創出なのか、という目指すものをもっと明確にしていかがかと感じます。核となる地域の位置づけや分析等については申し分ないと感じましたが、やはり総花的な印象があります。
次いで、②日本一住みやすい土浦と言うことから言えば、「住みやすさとは何か」を、土浦市の意思や特徴の中から明確にすべきではないかと思います。市民が住みやすいと感じるための都市機能の集積、効率化、魅力等をコンセプトとして明らかにしてはどうかと感じます。
更に、③定住人口なのか、交流人口なのか、両方なのかを明確にしてはとうか。もし定住人口ならば、子育てなのか、高齢者なのか、交流人口ならば、若者なのか、高齢者なのか、スポーツなのか、芸術なのか、旅なのか等が示されると良いと感じます。
加えて、④仮に、イオンに勝る市街地形成(分かりにくい言い方ですが)とすれば、人を吸引するコンセプトが何かを考えなければならないと思います。
また、⑤やはり、亀城公園から土浦駅前までの軸道路が必要であり、併せて駐車場問題を解決しなければ有効な都市形成はのぞめないのではないかと考えます。
以上を感想として記したいと思います。
なお、私自身は、土浦市街地活性化を大いに望んでいますし、基本施策の策定は必須のことと賛成している立場を明確にしておきたいと思います。