昨日(12/25)公明党茨城県議会は、筑波大学附属病院を訪問し、新築なった病棟「けやき棟」を視察しました。
この病棟は、25診療科(35診療グループ)34診療施設等からなり、診療グループ制とレジデント制を特徴として、教員282人・病院講師46人、レジデント234人、病院登録医57人・クリニカルアシスタント53人・看護職員722人・薬剤師等341人・事務職員156人の合計1,891人を擁します。また、更に病院を支える55人のスタッフがおられるとのことで巨大な医療体制により運営されます。
病床は、筑波大学病院として800床であり、今回新築のけやき棟は、うち611床です。病室も総数353質のうち個室が214室と言うことでプライバシーに配慮した内容です。
これらは現病院の老朽化対策として病院インフラの再構築を目指し、単なる建て替えから「明日の医療・医学を創る力に」をコンセプトにしたものです。更に国立大学病院初のPFI方式により資金調達することで、段階的な建て替えからすべてを一括して整備できることになったものです。その事業規模は、1,2596h5yw@3l、これにより、既存建物棟の改修や運営支援も事業費に含むことで再開発の全体感が損なわれないプランになっています。
五十嵐病院長は、今後のテーマを①教育・研究・診療機関である大学病院として人材育成に取り組む。②地域医療連携の中核となる。③経営基盤の確立のため病院収入の確保を図る。④コスト削減への努力を話されました。
その後下記の写真のように、ドクターヘリポートをはじめ、オープン準備中の病院各部屋を見させて頂きました。
素晴らしい病棟ができました。大学病院として医療スタッフの充実もあります。筑波大学病院の高度な医療が茨城県の地域医療をリードすることは間違いありません。その期待が膨らむ視察となりました。