【常磐道】主軸の道路が不能の時に、本当に役立つ代替幹線の整備は必須だ。

 昨日の雪の影響は、翌日になっても大でした。特に、常磐道(NEXCO東日本・高速道路)が都心の大泉JCから茨城県の岩間ICの通行止めは、重大な影響があります。
 常磐道を利用する車両のすべては、6号国道に迂回され、一部4車線の6号バイパスも身動きできない重体に陥りました。通常、土浦・水戸間は、ゆっくり走行しても1時間程度でしたが、今日は5~6時間を要しました。
 天候は、晴れに向かっていただけに常磐道の通行止めを知らずにインターに向かった車両の時間のロスは全く頂けません。
 一方で、昨年開通した朝日トンネルは、通行前が筑波山山越えの最も雪に対応できなかったことから比較して段違いの効果を発揮しました。道路の意味は深いものがあります。
 ただいずれにしても、雪ではなく何らかな災害により常磐道が閉鎖されたときは、土浦市など周辺地域の交通は全く麻痺することが実感できます。道路の代替性をどう確保していくのかは大事な政策になるものです。
 今日は、茨城県土浦土木事務所を訪問し、路面改良2先と、老朽化した街路灯の改修の要望を行いました。路面改良は、国道354号バイパス開通により交通事情が大きく変わったこと、もう一つは、道路と並行していた用水路を蓋したことで蓮田と道路の区別や常に水が道路に溜まるなどからのご意見を承ったものです。街路灯は、赤さびが出ていかにも倒壊しそうだという不安を持つ方からのご意見です。
 いずれにしても県の担当者の点検を得て、本来の姿に戻して参りたいと思います。ともに相応の予算が必要でもあり、これからも担当部との連携で改修して参りたいと思います。
 インフラの老朽化が進展して、私たちの安全と安心を毀損しているように感ずること多々です。社会資本の本来の目的に立ち、加えてすでにある社会資本の効果的な整備に努力して参りたいと思います。