茨城県議会平成25年第1定例会の本会議の代表質問と一般質問が終了しました。16名が登壇して質疑をしたことになります。
今日は、この5日間を通した感想を思うままに書きたいと思います。
まず若干の驚きは、秋に改選される県知事選への現橋本知事の去就を質問する場面がなかったことです。今日の一般質問でいばらき自民党の小田木県議が、知事マニュフェストを通してこの5期目の自己採点をもとめたことに対して、橋本知事が「及第点は頂ける」と応える場面が、もっとも近しい局面でしょうか。
全国最多の6選が予想される中での事です。確かに明確な知事与党はないということになりますから知事側で尋ねることはないのでしょう。前回、対立候補を擁したいばらき自民党が明確な方針がないことが大きな要因です。
まあ、5期の総括を求めたり、茨城の将来像を問いかけたりする場面があったものの面前で聞かないことが時として知事に利することもあるかもしれません。
次に、質問形式が、分割方式より一括方式を採用する県議が多かったようです。そして、特徴的なのは、一括方式で時間に余裕があれば再質問が行われたということがあります。分割方式では、再質問に加えて再々質問もありました。そして、質問は決められた時間内ながら回答は終了時間超となるようなことが多く今まで様な質問時間厳守の形が崩れてきました。これは一定の議論があるかもしれません。
これは仕方ないことですが、重複する質問があり、執行部答弁を見比べるとやっぱり同一回答となったいることは聞くがわから見るともったいない感じです。内容によっては会派が違えば全くの重複もあるということです。
少し気になるのは、自らの提案や問題意識の開陳がなく「何とかして欲しい」という丸投げ感のある質問がありました。また、再質問で再度問い詰めてみたら当初回答と別角度手否定されたようなものもあったように思います。
執行部答弁は、丹念に読み込まないと分かりないような前向き回答もあり、進展のないものもあります。やはり質疑は執行部との事前の勉強会等によりどこまで回答を得られるかを見切る必要があると思います。
さて、今回は1週間16名という連続長丁場となりました。来週から常任委員会が始まり、再来週は予算特別委員会です。やっと私の発言の機会となりますのでしっかり研鑽して意義ある議会活動をしたいと思います。