【新土浦協同病院起工式】2015年完成目指し、日本トップクラスの医療基地を建設。

 今日は穏やかな春の日差しの中で、土浦協同病院の移転新築工事起工式が盛大に開催されました。
 新病院は、現在の昭和45年に新築した真鍋町の病院が老朽化と手狭であることから移転を計画してから移転地の様々な論議を踏まえて土浦市おおつ野に移転決定した経緯があります。
 目指すべき開院は2015年4月、引っ越し作業の後7月には開業の見込みです。取得土地18万5000㎡のうち11万2000㎡を新病院の敷地とし、そのうち敷地5万9000㎡に免震構造10階建て延べ8万1430㎡で計画。1階と2階を外来とし、3階には手術室や集中治療室。4階から9階を病棟とし、10階にレストランを置くようです。
 病床数は800床。㈱梓設計(東京都品川区)が設計を担当し、鹿島建設他の施行となります。総事業費は298億円を想定。さらに同病院付属看護専門学校を隣接地に移転し開院と同時期にオープンするとさらに100億の事業となります。まさに巨大な町が出現するように思われます。
 
 この新病院の位置は、土浦市の旧田村町沖宿町の山林等を開発したもの。私の実家にほど近い慣れ親しんだ場所です。
 敷地は南から北にかけて緩やかに傾斜。北側に厚生連の所有する敷地(駐車場予定地)が立地しており、東側はJFEライフ㈱が運営する土浦グリーンハウス。南側は雑木林で、南東はれんこん田。西側は市道1-42号線(幅員16m)が南北に縦断し、さらに西側は住宅地となっている。
 今後は、地域医療の拠点として高度先進医療やがん診療等々の日本トップクラスの病院を名実ともに目指すものです。
 真鍋町からの移転について賛否があった事もあり、病院へのアクセスや土浦市としての位置づけ、更に経営収支については必ずしも万全とはいかないこともあるかもしれません。これからは建物以上の診療レベルを確保し少子高齢社会に対応するあるべき医療の実践に挑戦してほしいと思います。
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