【教育指導方針】1人が大切、元気が大事、活力ある学校が教育立県の基本となる。

 茨城県教育委員会から、平成25年度学校教育指導方針の冊子を頂き、本然の教育目標の基本を学んでいます。この方針は、学校教育の現場ですべての先生が学習指導等の基本とするものです。今年1年の茨城県教育の指針であり、課題解決の判断基準をも明確にしたものと考えます。
 これらは国の学習要領に基づくもので既に来年の指導方針策定も進めていると聞きました。それだけに重要な者です。なお、この指導方針は茨城県教育委員会のホームページに全て掲載されており、県民にオープンなものです。私たち県民もまたここを知らなければなりません。
 冒頭は、昭和44年制定の「本件教育の目標」です。①ひとりひとりの能力を開発し、豊かな人間性をつちかう ②じょうぶな身体をつくり、たくましい心を養う ③郷土を愛し、協力しあう心を育てる が掲載されています。
 次いで、小野寺教育長は、東日本大震災からの学校施設の復旧や防災体制の整備、昨今のいじめに対する「いじめ・体罰解消サポートセンタヘ」設置や「いじめをなくそう!ネット目安箱」開設にふれていじめ・体罰の根絶を期しています。
 次いで、本年の基本テーマを、5か年計画「いばらき教育プラン」の「1人1人が輝く 教育立県を目指して」から「一人一人が輝く活力ある学校づくり」を本年テーマとするとして、理科教育と援護力の強化を目指すとしました。
 私自身も、教育の現場である学校のあり方が肝要だと考えます。学校を取り巻く環境は、各学校により千差万別であるに違いありません。しかしながら、「生徒たちの一人一人をいかに輝かせるか」の視点に立てば、すべての学校の役割は同じであり、重層的で個性を活かし、集団活動のでの人格の陶冶が大切だと思います。
 先の入学式で懇談させて頂いた校長先生の皆さんが、限られた人員配置で工夫されていることが、魅力ある学校づくりであり、指導方針の実践であると考えます。学習評価の変更や言語活動の充実等に大きな成果があることを期待したいと思います。