バーチャルリアリティ(VR・仮想現実)は、五感を制覇し、想像を超えた体感の感動になった。

 「いばらきコンテンツコレクション2」が、つくば市のつくばイノベーションプラザで開催されました。
 茨城県が主催する「コンテンツ産業創造プロジェクト」の一環として、県内を拠点化に活動する漫画作家やゲーム作家などのクリエーターの作品が展示され、その作品の制作過程や制作意図などが発表されました。
 今回の目玉であるバーチャルリアリティ(仮想現実・VR)を私も体験しました。
 まずは、ブランコに乗り、専用のゴーグルを装着し、ヘッドフォンを付けると、扇風機の風を浴びると、バーチャルリアリティの世界が待っています。いや、待っているというより、バーチャルリアリティの世界に突然投げ込まれ、都市上空を疾走し、滑降する「スイングジェトコースター」を体感できます。
 一言、「すごい」です。私たちの五感がVRに支配されてコントロールされ、滑降するスピード感は、ジェツコースターの上下や左右の大きな振りを現実のものとして体が受け入れてしまいます。つい、「あっ」と声が出る姿は、周りで見ている方からして滑稽かもしれませんがね体感しなければ分からない。まさにバーチャルリアリティでした。
 今後は、2つの装置が並列されていることから、2台がお互いに緩衝して、相互を確認できるVRとなるとすごいと思いました。今回の体験は、一人の集中した体感ですが、これが複数となり、同じものを同時にシンクロして体感するとなれば、その拡がりはカップルでの楽しみとなり、売れるコンテンツになるのではないでしょうか。
 このコンテンツは、水戸市のユートピア㈱が作成した茨城県発であることが素晴らしい。つくば市の科学技と相まって先進の想像力と技術力を大いに期待したいと思います。
 

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