本日、平成30年第1回県議会定例会が開会しました。
冒頭、菊池敏行議長が昨日2月26個に急逝されたことが報告されました。皆が沈痛な面持ちで哀悼のの意を捧げ、在りし日の菊池議長の面影を思ったことと思われます。菊池議長とは、同じ常任委員会で数々のお世話になり、お亡くなりになられたことは本当に残念でなりません。心からご冥福をお祈り申しあげます。その後、新議長選出の選挙が行われ、牛久市選挙区の山岡恒夫議員が110代の議長に就任されました。そして、第1回定例会の議事か進行しました。
大井川知事の所信表明と提案議案の説明の概要は、
第1 県政運営の基本方針 知事としての使命について
「人口減少が進む今後10年間に何をするのかで茨城県の未来が大きく方向づけられる」と指摘し、日本経済が改善基調にあるものの、一方で、人口減少は、社会の活力を少しずつ、しかも確実に失わせていると、県民との共有する危機感があると示しました。
そして、大井川筑柴の使命とは、「危機感を共有し、実際の行動に移していくこと」とし、「これまでと同じことをやっていては、状況は変わらない」と述べ、「変化を恐れずに、新しいことに積極果敢に取り組み、その先頭に立って挑戦し、県民の皆様と共に、未来に夢と希望を持つことのできる新しい茨城をつくり上げること」と宣言しました。
そして、この道は「平坦な道のりではない」「残された時間は少ない」として、物事の本質を見極めて、そこに「予算とマンパワーを重点化していく」と述べ、その実現のために「県庁がエンジンとなるために、県庁を変えなければならない」とし、その他ための予算案と組織改正を提案したと述べました。
次に、知事就任以来5カ月の取り組みを紹介しつつ、「新しい茨城づくり」政策ビジョンの概要を示しました。
1、新しい豊かさへのチャレンジ。2、新しい安心安全へのチャレンジ、3、新しい「人財」育成へのチャレンジ。4、新しい夢・希望へのチャレンシ゛をもって、「活力があり、県民が日本一幸せな県」を全身全霊でつくっていくとしました。
そして、予算の全体像を示し、続いて主な施策を詳細に説明しました。
このブログでは、これ以降は次回以降にしたいと思います。
知事の所信表明は、大井川知事らしいアグレッシブな強い意志と強い意欲に満ちたものと感じました。スクラップ&ビルドを実行するからには、当然廃止や縮減した事業もあり、時に関係者の不満等があるかもしれません。知事は、自らの意思の力で、これらが逆風ならば吹かば吹けとの気概が感じられます。
予算編成ができれば、次は予算の執行です。執行もまたそう易易とできるものではありません。まずこの一月、定例回での質疑を経て、採択をもって、新年度の予算執行に大きな期待を寄せたいと思います。
私も、3月6日に一般質問に登壇します。知事を始め各部部長との論戦、更に、総務企画常任委員会での一問一答を経て、熟知の採決に臨みたいと思います。