【土浦市】土浦市新年年度予算一般会計510億円、りんりんロード活用に新しい土浦駅の誕生で観光事業を推進。

土浦市は昨日(2月23日)に平成30年度当初予算案を発表しました。
土浦市の昨年11月27日に土浦駅前に「アルカス土浦」を建設して新図書館や市民ギャラリーをオープン、更にJCOM土浦川口運動公園訳救助の改修など大型施設の建設が終了したと言えます。

そのため、新年度予算は、一般会計510億8000万円と前年比5.1%減少しました。歳入では、市税が223億9700万円、地方交付税が39億4300万円で、歳出となる主要な事業は次のものが特筆されます。

統合する学校給食センターに1億3200万円、市民会館の耐震化と客席変更に7100万円、土浦港隣接地に新設するサイクリング拠点の充実に2億800万円、土浦駅ビルに開設されるりんりんスクエア土浦の開業イベント等に700万円、などが計上されました。

土浦市は、大型施設建設がほぼ終了し、これからアイデアのあるソフト事業が町の活性化策として求められる時が来ました。その発信現場は、JR東日本が注力する土浦駅を発信源とするサイクリング事業にほかなりません。交流人口とは観光人口でもあり、土浦二お越し下さる方がリピーターになってこそ土浦市の活性化が図られます。

県全体としては、圏央道の四車線化を標榜して圏央道が中核となる地域活性化が事業化されるのではないでしょうか。土浦市にとって圏央道がどのような役割を果たすのかが課題です。牛久土浦バイパスの土浦中学園東大通りの開通が圏央道とのアクセスであることは間違いありません。 しかし、牛久土浦バイパスの開通は数年後とすれば、やはりJR土浦駅を最大限活用すべきです。それは、JR東日本との強い連携であり、土浦市自らが何をするのかが大切ですね。

新年度予算には、土浦駅の壁面にプロジェクトマッピングを投影して花火を写そうとの事業もあるようです。期待しています。