二人乗り「タンデム自転車」が土浦に共生社会の未来を拓く


皆さんは、「タンデム自転車」を知っているでしょうか。
「タンデム自転車」とは、サドルとペダルが2つある2人乗り用自転車です。
八島いさおは、この「タンデム自転車」の茨城県内での走行を推進しています。
それはなぜか。「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の未来を展望するからです。
八島いさおの目指す「サイクリングリゾート」の未来は、ノーマライゼーション社会の実現です。
土浦市は、「国際盲人マラソン」を兼ねての「かすみがうらマラソン」の歴史を重ねてきました。健常者と障害者の共生社会こそ土浦市の大きな使命です。だからこそ「タンデム自転車」です。


先日(9月23日)第1回霞ヶ浦トライアスロンフェスタが盛大に開催されました。
スイム(水泳)、バイク(自転車ロードレース)、ラン(長距離走)。鉄人レースとも称される耐久レースは、パラリンピック種目です。
全国から参加された選手の皆さんを見て感動しました。
一つは、「霞ヶ浦でこんなにも多くの方が泳いでいる!!」。霞ヶ浦浄化の象徴「泳げる霞ヶ浦」が眼前にありました。
もう一つは、「視覚障害者の方が、伴走者とトライアスロン挑戦されている!!」。
当然、バイクは二人乗り「タンデム自転車」。競技コースのなかとは言え、公道をタンデム自転車が疾走しました。本当にうれしかった。感激です。感謝です。
「タンデム自転車」自体は違法車両ではありません。ただ自転車の乗車人員は原則1名と公安委員会規則で決められていることから茨城県では二人乗り走行が禁止されています。
当然のことながら、タンデム自転車は危険ではありません。同時に、無条件な安全もありませんから、タンデム自転車の特性を知り、ルールとモラルに則って走行し楽しむことが必要です。
「モノ消費」から「コト消費」に。体験や感動を味わいながら人生を豊かにする時代が到来です。土浦駅は、首都圏からお越し下さるサイクリストの聖地になります。 
だからこそ、普通の方が、普通のカップルが、普通のファミリーが、普通の障害者が、サイクリングを通して楽しむ「共生社会日本一のサイクリングリゾート」を、ここ土浦に作りたいのです。「タンデム自転車は、つくば霞ヶ浦りんりんロードの未来です。