いばらきサイクルトレインを出迎え/茨城プレディスティネーションキャンペーン

10月1日、いばらきサイクルトレインを、土浦駅で出迎えしました。
体験王国いばらきを満喫する「茨城プレディスティネーションキャンペーン」が、見事な晴天のもとでスタートしました。
サイクルトレインは、自転車を解体することなく列車内に持ち込むことができる列車。解体が難しいシティサイクルなどでも持ち込むことが可能で、出発地から近くの駅まで自転車で移動し、その自転車を持ち込んで列車に乗車し、目的地の近くの駅で下車してすぐに自転車に乗り移動することができます。
この日、サイクルトレインは、午前8時10分に土浦駅に到着、水戸駅を目指しました。水戸駅では、大井川知事はじめ歓迎のセレモニーが開催されました。
停車時間にサイクリストに、茨城のサイクリング環境についてお聞きすると、東京や神奈川からの参加者が多くおられました。茨城はサイクリング王国になったと実感です。

別の列車でも、輪行バックを肩に多くの方が降り立ち、つくば霞ヶ浦りんりんロードに向かっています。土浦はサイクリングの聖地なれると確信します。
さぁ!秋空大晴天にもとで、体験王国いばらきを満喫して下さい。

「デスティネーションキャンペーン(DC)」は、JRグループ6社や自治体、観光業者が連携し、全国から誘客する国内最大規模の観光キャンペーンです。茨城県では2002年4~6月以来、約21年ぶりとなります。前年と翌年の同時期にはプレDCとアフターDCに取り組みます。
いばらきDCのテーマは「アウトドア」「食」「新たな旅のスタイル」の3本柱。近年人気のキャンプ、サイクリングをはじめ、大子町でのおやき作り体験など、他県との違いを際立たせることを目指し市町村などが挑戦する企画が期間中に楽しめます。

開幕イベントが同日、水戸市宮町のJR水戸駅で開かれました。プレDCのキャッチコピー「体験王国いばらき」の女王としてタレントのデヴィ夫人を迎え、自転車を持ち込める団体臨時列車のサイクリング客を出迎えた後、テープカットで開幕を祝いました。
大井川和彦知事は「コロナ禍で観光地に行けなかった思いを解放できる企画を用意した。茨城の山や海の恵み、食を楽しんでもらえれば」と意気込んだ。デヴィ夫人は「茨城ほどアウトドアを楽しめる所はない。人も温かみを感じる」と来県を呼びかけました。
プレDCの目標は、観光消費額がコロナ禍前の3割増に当たる850億円、入り込み客数が1780万人。コロナ禍の影響を受ける観光需要の早期回復にも期待がかかります。