【県議会】県政全般を問う。公明党高崎県議。

 本日の茨城県議会は、代表質問の二日目、我が公明党から高崎進県議(県本部幹事長)が登壇して、県政全般について橋本知事、小野寺教育長、杵淵警察本部長に質疑を行いました。
 まず、東日本大震災を踏まえた茨城県総合計画の見直しについて具体的な見直し項目と見直時期を聞きました。知事は、港湾、漁協等の社会インフラ、風評対策、防災対策、医療体制の見直し項目をあげて、年内遅くとも年度内の見直しを明言しました。
 更に県地域防災計画について、EPZやオフサイドンターを含む計画見直しを尋ねると、知事は「地域防災計画改定委員会」を設置して迅速・的確な体制の整備を約束しました。
 また、知事は、東海第二発電所の再開問題について、県原子力安全対策委員会の検証と国の指針に基づく原子力災害対策検討部会の検討するとし、県民の声に応えていくとしました。
 ついで、高崎議員が、6月定例会の予算特別委員回で提言した震災復興基金について、その規模を被害状況の比較的近い新潟県中越大震災の三千億円を例示して必要な財政的支援措置を要望し期待していると述べました。更に、活用方法は復旧復興とともに、いばらき周遊観光促進事業やいばらき農林水産イメージアップ事業等に充当したいと延べました。基金は「制度の隙間を埋めて必要な事業の柔軟な実施が可能となる資金」と検討項目を明示しました。
 農林水産業については、定量下限値の設定について触れながら検査体制の強化のための補正予算であることを述べています。
 更に、文化芸術や茨城空港、女性の更なる共同参画と人材育成等の多岐に亘る質問を展開しました。
 私の感想は、質問に対する的確な回答を得られたと思います。質問の細部に対する配慮のある回答と感じます。手前味噌に受けられるかもしれませんが、今回の4名の代表質問の中で一番の回答と思います。
 いよいよ20日から一般質問が始まります。
 私は、一般質問の最終日、22日の午後2時10分に登壇致します。現在約9700字の原稿ができましたので、後は読みやすくそして30分ちょうどを目指して微調整をする予定です。是非ご期待下さい。
 私の県会最初の質問は、自分自身に対する期待とともに、執行部に対する期待です。質問の趣旨を汲み取って下されば幸いです。決して目新しいものを求めるものではありません。それでいて、今だからこそ訴えていく、茨城をリードする言葉も欲しいと思うのです。