霞ヶ浦「帆引網漁」が無形民俗文化財に。木造船建造や操船技術の伝承に期待。

 嬉しい知らせが舞い込んできました。
  
 国の文化審議会(馬渕明子会長)は、昨日(1月19日)、土浦市・かすみがうら市・行方市に伝わる「霞ヶ浦の帆引網漁の技術」を、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財の選択の項で、無形民俗文化財の指定をするように、文化庁長官に答申しました。
 私が育った霞ヶ浦湖畔。
 霞ヶ浦には、大きな一枚帆で風を受け、風力を利用して船体を横滑りさせながら、袋状の網を引いて漁獲する「帆引き網漁」が盛んでした。その白く大きな帆の林立は、まさに霞ヶ浦の風物詩。波が穏やかで風通しの良い広大な霞ヶ浦ならではの漁法です。
 また、明治13年に地元住民折本良平が考案した、まさに霞ヶ浦オリジナル。明治以降は、八郎潟にも伝播したもので、空に飛ぶ凧の原理をなぞり、帆と網のバランスの妙が、技術であり、熟練を要するものでした。
 帆引き網漁の保存に努力される先達も今夏の答申を喜んで居られます。同時に、木造船として建造する技術や、操船の技術の伝承の難しさも訴えられるものです。
 霞ヶ浦ならではの民俗文化を守り、正確に伝承するべく力を尽くしたいと思います。
 

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