6月1日より、常磐線のサイクルトレインが通年で実施されることになりました。
このサービスは、昨年の茨城デスティネーションキャンペーン(茨城DC)期間中に特別実施され、多くのサイクリストからの要望を受けて実現したものです。これにより、サイリングの町・土浦が首都圏に直結することになります。
常磐線サイクルトレインは、上野駅から土浦駅までの区間で、自転車をそのまま車内に持ち込むことができるサービスです。6月1日以降、毎週土日定期的に実施されます。利用するためには事前登録が必要で、利用料金は無料ですが、乗車区間の乗車券類は別途必要です。
具体的には、下り列車では上野駅7時2分発、土浦駅8時6分着と、上野駅7時53分発、土浦駅9時8分着の2便があります。上り列車では土浦駅17時発、上野駅18時11分着と、土浦駅17時28分発、上野駅18時33分着の2便が対象です。これらの列車の14号車と15号車に限り、1車両あたり5台まで、1列車最大10台の自転車が利用可能です。
通年化を記念して、1日には県の関係者や安藤市長がサイクルトレインを土浦駅で出迎えました。また、駅直結の体験型サイクリング拠点施設「プレイアトレ土浦」では特別企画が実施され、サイクルトレイン利用者には限定ポーチがプレゼントされました。
6月22日には「霞ヶ浦一周ライド」が開催されます。このサイクリングツアーでは、美しい湖畔の風景を楽しみながら、約90kmのコースを走ります。参加費は5,500円(税込)で、高校生以上が対象です。高校生の方は保護者の同意が必要です。定員は15名で、最少催行人数は5名です。
八島功男議員は、サイクリングでの土浦らの活性化を目指して、サイクルトレインの充実を訴えてきました。通年化はサイクリングの普及と地域活性化に大きく貢献します。
今後は、利用者の声を反映させながら、サービスのさらなる改善と拡充を図っていくことが重要です。また、地域との連携を強化し、サイクリングイベントやプロモーション活動を通じて、サイクリストが楽しめる環境を整備することが求められます。