農漁業者への補償が一歩前進。補償金は手にして初めて補償金なのだ。

 東京電力の補償問題が一歩前進することになりそうです。  農家への原発事故補償問題は、対象先に制限があるものの、農家の目先の運転資金不足は生計維持がままならないほど窮乏しており、一日も早い対応が求められています。  今回は、①農協が取り纏めた被害額 ②出荷 続きを読む →

生産者も消費者も苦しめられる作られた風評被害?

 昨日(5/12)付けの茨城新聞で気になる記事がありました。  22面デスク日誌。鉾田支局の成田氏が、農家の風評被害について書かれています。  「▼JAなど農業関係者に話を聞くと、風評被害の元凶は大手流通企業だという。寡占状態にある大手が「茨城県産」を売場 続きを読む →

浜岡原発停止から、治世産業の未来は見えるのだろうか。

菅総理の浜岡原発の停止要請は、国民や地元住民の原発に対する不安を背景に、その払拭に応えたと言えるものですが、一方で①法的根拠がない ②説明不足に大きな問題を孕みます。  浜岡原発がダメで、他は良いと単純に言えるほど簡単な事案ではありません。国のエネルギー政 続きを読む →

0.13マイクロシーベルト毎時。本日午後2時、土浦市役所前の測定値。

 土浦市も放射線量検査を開始しました。  茨城県内全市町村が、福島第一原子力発電事故による放射線汚染を正確に測定し、市民が適切な判断と行動が取れるように間近な市町村のデータを測定発表するものです。  本日、土浦市役所前、午後2時の測定結果は、0.13マイク 続きを読む →

交差点信号設置の難しさ。それでも歩行者保護が第一であることは間違いない。

 市民相談を受けて県警にお願いしてあった龍ヶ崎市内の信号設置等の要望の回答を受けました。  県警から指示された龍ヶ崎署交通課では、交通量の現地調査をし、信号の必要性を確認したうえで、24時間という時間軸で、また道路そのものの形状等を考慮した回答として頂きま 続きを読む →

土浦市政も新たな議員で進展して下さい。時を得た決断を求めています。

 土浦市内を廻らせて頂き各所で懇談して参りました。  酒井家告別式に参列の後、土浦児童相談所、㈱常陽銀行土浦支店、土浦市役所内記者クラブ、同市長公室、同秘書室を訪ねました。  児童相談所では、東日本大震災を受けて初めて震災孤児の里親を希望する方から連絡を受 続きを読む →

前例主義で作られた制度に人は救えない。今に即した政策を創設するべきだ。

 公明党東日本大震災対策本部が主催する「東日本大震災対策補正予算勉強会」が、各省庁の担当課長の説明を受けながら開催されました。(参議院議員会館会議室にて)  これには、被災県である茨城県、青森県、岩手県、宮城県、福島県の公明党県議と仙台市議の代表も参加し、 続きを読む →

誰がために戦い抜くのか。母のために生き抜くのだ。

 母の日。  何と言っても母親に勝る人はいません。皆さんもそうではありませんか。  私にとって、母と自分自身を考えるときに最初に思うことがあります。  それは、昭和44年に親元を離れて創価中学に行ったことです。母は、今でも大変な苦労をさせたと言います。私は 続きを読む →

未来のために何ができるのか。未来を託す子どもたちの成長に政治の心配りが必要だ。

 石岡市にある保育園を訪ねて、幼保一元化や近頃の保育園事情等をお聞きしました。  石岡ひまわり保育園は、無認可の保育園として運営して来ましたが、園長先生の世代交代等を考えて、社会福祉法人陽日会を設立して認可保育園となり、今後の飛躍を期す保育園です。将来は、 続きを読む →

復旧施策の進捗は安心感醸成のため急がねばならない。積極的に開示しなければならない。

 茨城県議会公明党県議四名は、6日午前、茨城県立中央病院の被災状況を視察し、震災日の対応や復旧状況を聞き取りして参りました。  県立中央病院は、500床の総合病院。当日は、348名の入院患者が全員屋外に一時退避しました。  本館の入院機能停止を判断した後は 続きを読む →

信頼されるために、最大の努力を。見る、聞く、触れる、感じる等の五感を働かせよう。

 風評被害に挑戦するかのように野菜の販売を続ける「農産物直売所・みずほの村市場(つくば市)」に長谷川久夫代表を訪ねました。  私の先日のブログでも、販売する立場から放射線測定を積極的に取り入れ、正確で納得性のある安全な野菜の販売をしていることを紹介しました 続きを読む →

白帆は風を抱きかかえて網を引く。自然に何所までも寄り添って今日の漁は成り立つのだ。

 東日本大震災からの復興チャリティーイベント「2011帆引き船フェスタ」に参加し、あらためて霞ヶ浦からの自然の恵みに対する人間の挑戦のあり方のようなものを感じました。     風を受けて網を引く。  風任せ、風を呼び込んで船を操り、網を引く。  引いた網の 続きを読む →

前例主義では対処できないことばかりだ。焼き直しの政策ではなく、今こそ目線の低い政策を立案しよう。

 内閣府は昨日、東日本大震災による液状化現象の被害を受けた住宅の再建を、被災者生活再建支援法に基づく支援金の支給対象とするための新たな基準を発表しました。  新基準では、液状化による住宅の傾きが生活上の障害となっている実態を重視したもので、 ①住宅の基礎部 続きを読む →

地域作りに、交通標識も大事な役割がある。

 先日本ブログでも書きました354号バイパス「木田余跨線橋東」交差点に係る標識について、茨城県土浦土木事務所道路管理課を訪ね調査・要望をして参りました。    一つは、354号バイパスの行く先に「鹿嶋」「行方」はあるが、同パイパスは、まず「かすみがうら市」 続きを読む →

復興には智恵を。衆智を集めて元気に一歩踏み出すことだ。

 私の所属する総務企画委員会が所管する公共交通についての一環として、先日委員会に参考人出席されたひたちなか海浜鉄道の被災状況について、特に被害が甚大だった溜池踏切付近の土砂決壊現場の復旧工事の現在を視察して参りました。  被災当時は、写真左側にあった溜池が 続きを読む →

未来を創る教育。歴史を学ぶ教育。そして人を創る教育。

 土浦市退職校長会定期総会・祝賀懇親会に出席させて頂きました。  総会には、中川市長・富永教育長・八島を含む土浦選出県議三名が参加。平成22年度の事業報告会計報告と平成23年度の事業計画会計予算が承認され、本年度から二年間の新役員も決定承認されました。   続きを読む →

現場主義とは、地域密着だ。寄り添い、支え、励ます、普通を大事にすることだ。

 本日付けの茨城新聞一面に、県議会総務企画委員会で参考人出席頂いた鹿嶋臨海鉄道とひたちなか海浜鉄道の記事が掲載されました。委員会の審議から新聞記事の通りの現状と理解します。  要は、鉄道交通の役割を再度検証し、鉄道が生活であり、地域であり、文化なのだと再確 続きを読む →

高い問題意識で市民相談に臨みます。お待ちしています。

 土浦商工会議所を訪ね専務理事と懇談しました。  東日本大震災関連の金融相談は、全体として430件程度あり、その中で250件程度が借入希望しているとの事です。土浦駅前商店街は、飲食店を中心に都市ガスの復旧遅れから店をオープンできず売上ゼロが約二週間続いたこ 続きを読む →

休みなく、弛むことなく、営々と、着実な一歩がなければ結果は出ない

茨城県日中友好協会の平成23年度総会が開催されました。  同協会長である橋本知事は、挨拶の中で、「茨城空港等を含め日中友好は大きく進展していたが、まず東日本大震災で観光客が減った。その後中国で報道されるより被害は軽微だとなって安心感が出た。しかし、今は原発 続きを読む →

人の移動も、情報の移動も、目的感を持って達成されなければならない

総務企画委員会が召集され、「公共交通の確保」と「災害対策状況に関する情報発信」について、県執行部説明と審議事項に対する参考人意見聴取を行いました。  「公共交通の確保」は、参考人に、東日本大震災で被害の大きい鹿嶋臨海鉄道㈱から斉藤代表取締役副社長を。ひたち 続きを読む →