【原発問題】いわき市の苦境を聞く。原発事故収束を祈るしかないのか。

 いわき市から旧来の友が来訪した。  彼は、福島県いわき市の復旧ままならない現状を切々と訴え、東日本大震災の地震と津波の猛威を教えてくれました。  そして、何よりも福島県の置かれた状況とは、今も一向に収束しない原発事故のため、「誰もが入りたくない地域として 続きを読む →

地方から国へ。地域主権の姿を県政の議論に発展させたい。

 公明新聞の主張にあった記事を転載します。    「国と地方」の捕らえ方を東日本大震災の広域性を鑑みて、文化と地理を重んずれば、更なる地方分権の必要性が浮かび上がると思います。  県は、国と市町村の間にあって、中間の手続きと適切な分散とルール作りをして、グ 続きを読む →

治水と利水。桜川流域の安全に資する改修事業を。

 平成23年度桜川改修既成同盟会の総会が、筑西市役所スピカ分庁舎6会で開催されました。  桜川流域4市の県会議員は、同会の顧問になっていることから私も初めて出席しました。  一級河川である桜川は、土浦土木事務所管内に、土浦工区10.0kmと筑波工区15.5 続きを読む →

生茶葉の放射性物質測定。出荷自粛となる。

 茨城県農林水産部産地振興課は、県内茶葉の放射性濃度を測定し、本日、大子町と堺町に対して、「安全が確認できるまで、出荷の自粛」をするように要請しました。  茶の分析結果は以下の通り。 ①大子町 生茶葉 5/14採取 ヨウ素  検出せず            続きを読む →

ボランティアバス・寄り添うためにも、体感と共感が大切。ボラバスに感謝します。

 宮城県災害ボランティアバス(ビィーフリー石塚観光・茨城県社会福祉協議会共催)にて、宮城県東松島市に、災害ボランティア活動に参加して参りました。    午前5時に那珂市役所前を出発。  バス2台、約80名の参加者には、茨城県内のみならず東京から、同社のホー 続きを読む →

農漁業者への補償が一歩前進。補償金は手にして初めて補償金なのだ。

 東京電力の補償問題が一歩前進することになりそうです。  農家への原発事故補償問題は、対象先に制限があるものの、農家の目先の運転資金不足は生計維持がままならないほど窮乏しており、一日も早い対応が求められています。  今回は、①農協が取り纏めた被害額 ②出荷 続きを読む →

生産者も消費者も苦しめられる作られた風評被害?

 昨日(5/12)付けの茨城新聞で気になる記事がありました。  22面デスク日誌。鉾田支局の成田氏が、農家の風評被害について書かれています。  「▼JAなど農業関係者に話を聞くと、風評被害の元凶は大手流通企業だという。寡占状態にある大手が「茨城県産」を売場 続きを読む →

浜岡原発停止から、治世産業の未来は見えるのだろうか。

菅総理の浜岡原発の停止要請は、国民や地元住民の原発に対する不安を背景に、その払拭に応えたと言えるものですが、一方で①法的根拠がない ②説明不足に大きな問題を孕みます。  浜岡原発がダメで、他は良いと単純に言えるほど簡単な事案ではありません。国のエネルギー政 続きを読む →

0.13マイクロシーベルト毎時。本日午後2時、土浦市役所前の測定値。

 土浦市も放射線量検査を開始しました。  茨城県内全市町村が、福島第一原子力発電事故による放射線汚染を正確に測定し、市民が適切な判断と行動が取れるように間近な市町村のデータを測定発表するものです。  本日、土浦市役所前、午後2時の測定結果は、0.13マイク 続きを読む →

交差点信号設置の難しさ。それでも歩行者保護が第一であることは間違いない。

 市民相談を受けて県警にお願いしてあった龍ヶ崎市内の信号設置等の要望の回答を受けました。  県警から指示された龍ヶ崎署交通課では、交通量の現地調査をし、信号の必要性を確認したうえで、24時間という時間軸で、また道路そのものの形状等を考慮した回答として頂きま 続きを読む →

土浦市政も新たな議員で進展して下さい。時を得た決断を求めています。

 土浦市内を廻らせて頂き各所で懇談して参りました。  酒井家告別式に参列の後、土浦児童相談所、㈱常陽銀行土浦支店、土浦市役所内記者クラブ、同市長公室、同秘書室を訪ねました。  児童相談所では、東日本大震災を受けて初めて震災孤児の里親を希望する方から連絡を受 続きを読む →

前例主義で作られた制度に人は救えない。今に即した政策を創設するべきだ。

 公明党東日本大震災対策本部が主催する「東日本大震災対策補正予算勉強会」が、各省庁の担当課長の説明を受けながら開催されました。(参議院議員会館会議室にて)  これには、被災県である茨城県、青森県、岩手県、宮城県、福島県の公明党県議と仙台市議の代表も参加し、 続きを読む →

誰がために戦い抜くのか。母のために生き抜くのだ。

 母の日。  何と言っても母親に勝る人はいません。皆さんもそうではありませんか。  私にとって、母と自分自身を考えるときに最初に思うことがあります。  それは、昭和44年に親元を離れて創価中学に行ったことです。母は、今でも大変な苦労をさせたと言います。私は 続きを読む →

未来のために何ができるのか。未来を託す子どもたちの成長に政治の心配りが必要だ。

 石岡市にある保育園を訪ねて、幼保一元化や近頃の保育園事情等をお聞きしました。  石岡ひまわり保育園は、無認可の保育園として運営して来ましたが、園長先生の世代交代等を考えて、社会福祉法人陽日会を設立して認可保育園となり、今後の飛躍を期す保育園です。将来は、 続きを読む →

復旧施策の進捗は安心感醸成のため急がねばならない。積極的に開示しなければならない。

 茨城県議会公明党県議四名は、6日午前、茨城県立中央病院の被災状況を視察し、震災日の対応や復旧状況を聞き取りして参りました。  県立中央病院は、500床の総合病院。当日は、348名の入院患者が全員屋外に一時退避しました。  本館の入院機能停止を判断した後は 続きを読む →

信頼されるために、最大の努力を。見る、聞く、触れる、感じる等の五感を働かせよう。

 風評被害に挑戦するかのように野菜の販売を続ける「農産物直売所・みずほの村市場(つくば市)」に長谷川久夫代表を訪ねました。  私の先日のブログでも、販売する立場から放射線測定を積極的に取り入れ、正確で納得性のある安全な野菜の販売をしていることを紹介しました 続きを読む →

白帆は風を抱きかかえて網を引く。自然に何所までも寄り添って今日の漁は成り立つのだ。

 東日本大震災からの復興チャリティーイベント「2011帆引き船フェスタ」に参加し、あらためて霞ヶ浦からの自然の恵みに対する人間の挑戦のあり方のようなものを感じました。     風を受けて網を引く。  風任せ、風を呼び込んで船を操り、網を引く。  引いた網の 続きを読む →

前例主義では対処できないことばかりだ。焼き直しの政策ではなく、今こそ目線の低い政策を立案しよう。

 内閣府は昨日、東日本大震災による液状化現象の被害を受けた住宅の再建を、被災者生活再建支援法に基づく支援金の支給対象とするための新たな基準を発表しました。  新基準では、液状化による住宅の傾きが生活上の障害となっている実態を重視したもので、 ①住宅の基礎部 続きを読む →

地域作りに、交通標識も大事な役割がある。

 先日本ブログでも書きました354号バイパス「木田余跨線橋東」交差点に係る標識について、茨城県土浦土木事務所道路管理課を訪ね調査・要望をして参りました。    一つは、354号バイパスの行く先に「鹿嶋」「行方」はあるが、同パイパスは、まず「かすみがうら市」 続きを読む →

復興には智恵を。衆智を集めて元気に一歩踏み出すことだ。

 私の所属する総務企画委員会が所管する公共交通についての一環として、先日委員会に参考人出席されたひたちなか海浜鉄道の被災状況について、特に被害が甚大だった溜池踏切付近の土砂決壊現場の復旧工事の現在を視察して参りました。  被災当時は、写真左側にあった溜池が 続きを読む →