「同情するならカネをくれ」を思う。切羽詰まっても生き抜くのが人間だ。

 今日も、鉾田市のハウス蔬菜栽培農家に方からお電話を頂戴しました。  それは、切羽詰った当面の資金繰りに窮したうめきにも似た叫びでした。  このブログでも触れたように、ホウレンソウ等の比較的栽培期間の短い野菜栽培農家は、出荷から換金期間も短く、同時に資金蓄 続きを読む →

地方統一選挙後半戦に向け、候補者の生の声こそが市民に響くことを忘れまい。

 4月8日にひたちなか市沖で磯崎漁協が採取した魚介類について、(独)水産総合研究センター中央水産研究所が分析した放射性物質の検査結果について茨城県農林水産部から発表されました。4/9発表  採取海域   ひたちなか市沖  品目     ババガレイ(ナメタカ 続きを読む →

思春期で多感な中学生。父兄、学校、地域で、見守り、支え、励まそう。この子らの成長こそが復興なのだ

 土浦市立土浦第四中学校の平成23年度入学式が晴れやかに開催されました。本年は、7クラス225名の新入生を迎え、創立70周年を迎える節目に、希望に胸を膨らませての式典となりました。  校長先生の式辞は、元気・やる気・緊張感で迎えた新入学生を思いやって、「心 続きを読む →

技術が日本の宝。その伝達は徒弟ではなく師弟。習得は繰り返す愚直な努力。

 土浦市は、今日、土浦市立小学校や県立高等学校の入学式を迎えました。桜の花もほころんで入学式をささやかに祝しているようです。  私は、小学校でも高等学校でもなく、茨城県立土浦産業技術専門学院の入学式に参列いたしました。本年は94名の新入生は、「機械技術課」 続きを読む →

必ず春がくる。桜の花とともに。寒さに耐えた花だから今年は特に美しいに違いない。

    春うららのような温かい日差しを浴びながら筑波山の麓にやってきました。ピクニックではありません。筑波山と言う観光資源が今後どうなっていくのか、現状はどうなのかを知るために、筑波山を代表する観光旅館二軒を訪ねました。  筑波山参道は、今も登山禁止になっ 続きを読む →

究極は、「政府買取」ではないか。いや「仮払い」も同じだ。要は明日の資金繰りなのだ。

 今日も、昨日の続きになりますが、「平成23年度系統農業災害資金(原発事故)融資要項」について記したいと思います。  今朝ほど県庁農林水産部農業経済課に問い合わせしました。そして、昨日記載した本制度適用要件に付き確認しました。    66歳超の借入不可とい 続きを読む →

前例主義とは亡霊のようだ。震災に、原発事故にあって前例主義は通用しない悪になる

 平成23年度系統農業災害資金(原発事故)融資要領をファックスして下さり、自身が利用できないことを訴えて来られた農家の方にいらっしゃいます。  なぜ、その方が使えなかったのか。  一つには、年齢が65歳超だから。  二つには、かつて借入事故があり、個人信用 続きを読む →

民主党岡田幹事長が何を理解したか、そしてどう政治の力を発揮するのかを厳しく見つめたいと思う

 政権与党である民社党岡田幹事長が来県し、橋本知事やJA等各団体の代表と懇談した際の、県が手交し要望した事項につき内容が示されました。本県関係の発言に対して岡田幹事長は、踏み込んだ具体的な発言もなかったようです。  よって、以下は茨城県の「東日本大震災に関 続きを読む →

一瞬にして失墜した信用を取り戻すことは並大抵ではない

 先程、茨城県農林水産部長から、「魚介類の分析結果について」との検査結果が伝えられました。  これは、4/1に採取した検査魚を茨城県環境放射線監視センターに分析依頼した結果です。  いわゆる暫定規制値は、魚の場合放射性セシウムで500bq/kgで、放射性ヨ 続きを読む →

結果は市民の投票で決まるのが「選挙」という当たり前。

 今日、土浦市議会の各会派は、来る4月24日投票の地方統一選土浦市議会議員選挙の遊説について協議をしたそうです。  そして、各地で検討され申し合わせている遊説カーの自粛を主にした選挙戦のあり方について、土浦市議現職の申し合わせ事項を決めたとの事です。  そ 続きを読む →

液状化の不安は、未来の不安になってしまう。街を守るとは智恵と工夫で団結すること。

 東日本大震災で、町全体が液状化の大損害を被った潮来市日の出町で、43名の被災した市民の皆さまと膝詰めの語る会をさせて頂きました。  午後1時30分から2時間、日の出町八丁目集会所をお借りして、今もライフラインである上下水道が復旧せず、自宅での食事の用意も 続きを読む →

財源なき理念の先走りから離れて、実質を第一の政策反映を決断しよう

 復興には、お金がかかる事は論を待たない。  政府は、平成23年予算の成立をもって、四月からの新年度を迎える。そして、予算執行には数々の関連法案があり、これらはまだまだ成否が不明である。  さて、公明党は、新児童手当案を発表しました。これは、児童手当の拡充 続きを読む →

生産も販売も消費も、正確と責任ある放射性測定をすることで、信頼を得る時がくると思う

 福島第一原子力発電事故は、膠着状態にあり、長期戦が懸念されます。多くの皆さまが、経験したことのない放射線と向き合わなければなりません。風評被害の根源は、原発事故にあるわけですから、これこそ一日も早い収束の展望が求められます。  その上で、放射線は忽然とし 続きを読む →

未来の展望のない復旧は無意味だ。ピーマンは既に二回被災している

 神栖市柳川に、風評被害に苦悩する特産ピーマン栽培農家を訪ねました。地元柳堀市議、長谷川市議、佐藤市議とともに、ご自宅が大きく損害を受けながらも日に日に成長するピーマンの育成と収穫を後継者とともに頑張っていらっしゃいます。     ご夫婦と後継者である長男 続きを読む →

手をこまねいていると事態は悪化する。すばやい施策が肝要だ

 「液状化は、手に負えません。地震発生の時よりも道路が波打っています。車が通る度に変形します。家が傾きます。外から見ては分らない家の傾きで、気持ち悪くなり落ち着かなくなり住んでいられません。どうしたら良いのでしょうか」と切実な声が寄せられました。  明日は 続きを読む →

「こころ」は見えない、「こころづかい」は見えるを、菅総理にわかって欲しい

 昨日、橋本知事が厚労省・農水省・国交省を訪れ、各大臣に東日本大震災で茨城県が被災した状況と緊急要望を行った内容が、資料提供されました。  これは、本日の新聞各紙でも掲載されているものですが、あらためて、  ①厚労相には、農林水産物の出荷や飲食物摂取等を制 続きを読む →

震災復旧に71億9千万円の補正予算を専決処分

 茨城県は、本日、東日本大震災による災害への緊急的対応として平成22年度補正予算を専決処分しました。  補正総額、71億9千万円、補正前予算の4.93%ですから、年度末においては相当大額な補正と言えましょう。  私たち県議に対する概要説明によると、 1.予 続きを読む →

国民の安心安全を守るとは何か、信頼と信用を勝ち取る不断の努力以外にないはずだ

 昨日、土浦警察署の交通課を訪ね、先に本ブログでお伝えした土浦市若松交差点の通学方法について、真鍋小学校と育成会の皆さんと土浦警察署の検討会合意事項の説明を聞き取りして参りました。  都市計画道路土浦新治線国道354号線の開通に伴い、若松町交差点は、旧国道 続きを読む →

原乳とパセリ、原発に奪われた命の農を返して欲しい

 今日、また茨城県産の放牧牛の原乳とパセリが、厚生労働省が定めた暫定基準値を上回る数値が検出され、原子力災害対策本部長である菅内閣総理大臣から、原子力災害特別措置法第20条第3項に基づき、本県の原乳とパセリについて「当分の間、出荷を控えるよう関係事業者に要 続きを読む →

自ら決め、自ら行動しなければ、自由の放縦になってしまう

 第一定例会も終了。夕刻、霞ヶ浦文化体育館を訪ねました。  入館している被災者の皆さんの内、若干名が土浦の地を離れました。現在入館者数は425名となります。  退館された方は、いわき市に戻られた方と親戚を頼って南に行かれた方に分けられます。いわき市に戻る方 続きを読む →